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『充実の後悔』#59 長田悠雅

率直な感想として、4年間部活を続けたもののら後悔ばかりが残る結果となってしまいました。

 

最終学年でもスタメンで試合に出ることはできず、途中出場でもチームに貢献できていた自信はない。15年サッカーを続けて最後がこれか、引退試合の終了後、他の部員のような清々しさを

そういう意味では、昨年のI willでの犬飼君の表現

「かけたコストに対して満足のいく結果」

というものは正直得られなかったと思います。

 

こんな自分から後輩達に伝えたいことがあります。それは、プレーヤーとして部に所属する以上全員が、試合に出て活躍することを目標にして欲しいということです。

 

当たり前のことだと思うかもしれません。でも、自分は1.2年の頃、これが出来ていませんでした。実力不足を認め、試合に出ることをどこかで諦めてしまっていました。勿体無い時間だったと思います。

 

完全な主観になりますが、後輩の中にもそういう選手がいたように感じます。もちろん試合に出なくてもチームに貢献することはできると思います。でも、そんなの悔しすぎませんか?

 

「考えは言葉となり、言葉は行動となり、行動は習慣となり、習慣は人格となり、人格は運命となる」

 

中学時代に監督から貰った言葉です。実力が無いのに試合に出たいというのは恥ずかしいと感じるもしれない。だけどやっぱり、大学生になっても体育会を選ぶくらいサッカーが好きなら、それで負けたく無いと思うのは普通のこと。今の実力なんて関係ない。自分の気持ちに素直になって、目標を言葉に出す、行動に移す。そうやって全員が同じ方向を向くことは結果的にチーム力の底上げにも繋がるのでは無いでしょうか。

 

最後に、そういった後悔も含めて非常に充実した4年間を過ごすことができました。都立大サッカー部に関わってくださった全ての方々にこの場をお借りして深く感謝致します。サッカー部で得た経験を今後の人生として頑張ります。